海外になんとなく憧れがある人や、こんな時期だし英語を趣味として取り入れたい人、そしてもちろん、大学院留学に向けて本気で勉強したい人などなどに向けて、 僕なりの自宅でできる効率の良い英語勉強法を紹介します。

このページのもくじ

1. 基礎からコツコツはしんどい

英語を含め技能を習得するときに、基礎から順に学んでいくのって理想的ではありますけど、正直あんまり楽しくないですよね。例えば、ギターを始めるときに、まずドレミファソラシドを覚えて、次にコード覚えて、、とか。

こういう方法よりも、いきなり一番弾きたい曲で弾き語りしてみるとか、技能習得の先にある楽しさをまず身をもって体感して、それを地道に基礎を積みあげるのモチベーションとしてフル活用する、というやり方が僕はとても好きです。しかし結局、楽しいと思えるには、ある程度基礎が必要なのも事実です。例えば英語で言うと、単語も文法も全く知らないのに、いきなり字幕なしで洋画をみるとかは無理ですもんね。

というわけで、ここからは、英語が楽しいと思える瞬間に最も効率よく独学でたどり着く方法と、それをモチベーションにTOEFL iBT 100点・英検1級・IELTS 8.0を取得する方法を紹介したいと思います。語学留学についても最後に少し紹介します。

ちなみにこの記事は、2014年8月から1年ぐらい勉強した僕の個人的な経験に基づいています。1年後ぐらいの僕の英語のスペックはこんな感じでした。

筆者の英語力 in 2015年9月
  • TOEFL iBT 103点:Listening 28・Reading 29・Writing 24・Speaking 22(2回目)
  • IELTS 8.0:Listening 8.5・Reading 8.0・Writing 7.5・Speaking 7.0(1回目)
  • 英検1級(1回目)

2. 自宅で気楽に英語学習

英語の技能にはリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングがありますが、リスニングから始めるのがおすすめです。偏見に基づいて理由を挙げると

リスニングから始める理由
  1. 海外ドラマやYouTube等英語で提供されているエンタメコンテンツが豊富
  2. 習得にかかる時間が短いので、英語ができる楽しさを感じやすい
  3. リスニングさえできれば外国人とも気合いでコミュニケーションが取れる

といったところです。では具体的に習得の仕方を見ていきましょう。

自宅で気楽に英語学習:もくじ

ゆっくりの英語を100%理解

全ての単語がしっかりと聞き取れるぐらいの遅いスピードの英語を聞いて、100%理解する、リスリングの練習のコツはこれだけです。胡散臭いですが、一応これは第2言語習得の分野で教育学博士を取得している京大の先生(青谷先生)の主張です。

ゆっくりの英語で勉強する利点
  1. YouTubeで自宅で気楽にできる → 英語の楽しさを一番効率的に感じられる!
  2. 自分が理解できていないところがわかるので勉強のストレスが少ない
  3. 何より、これができれば普通の速度の英語も100%理解できるようになる!

1-2は次で説明します。3について、胡散臭さに拍車がかかりますが、これを続けていると、ある日突然急に英語が(知っている単語なら)聞き取れるようになるんですよ!ほんとに!

ただ一点注意して欲しいのは、これもまた青谷先生からの引用ですが、技能の習得は坂を上るというより、段差や幅の違う変な階段を上るイメージなので、個人差はありますが、どこかで一見能力が向上していないように感じる時期があります(下の絵参照)。そこでやめるのが一番もったいないので、そうなるぐらいなら、負荷を減らしてでもだらだら続けてください。絶対に、信じて続けていれば、突然能力が向上する日が来ます。変な英語教材紹介サイトみたいになってますけど!


YouTubeでリスニング

リスニングの勉強、今はもうYouTube一択ですよね。というのもYouTubeでは

なんでYouTube?
  • 再生速度を0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.75、2から選べて(おすすめは0.75
  • どんな動画にも英語字幕が付けられるので(たまに間違えるけど)、わからない単語や文法が出てきても安心

だからです。おすすめの紹介の前に注意点を挙げておきます。

意識するポイント
  • 自分の興味に沿った動画を選んで、理解できることの楽しさを知るのが最優先
  • わからないところはググりながら、100%近く理解できる遅いスピードで聞く
  • 1日あたり1時間ぐらい聞くのが理想、できなければ1日30分ぐらいでも可
  • 続けられることも非常に大事なので、頑張りすぎない
  • 例えば、同じような内容に飽きてきたらチャンネルを変える
  • アメリカとイギリスの英語の発音はほぼ違う言語なので動画を選ぶときは注意

例えば、僕は当時大学生だったので、塾のバイトに行く時の往復の時間に聞いていました。そういう隙間時間ならストレスにならないので続けやすいですよ!


YouTubeおすすめチャンネル

はい、では次はいよいよ僕の個人的なおすすめチャンネルの紹介です。

初心者におすすめのチャンネル

どちらも非常に有名な英語学習チャンネルですが、放送局なのでカバーしているトピックは多岐にわたり、興味に沿った内容の動画も見つけやすいです。僕はサイエンス・テクノロジー系のコンテンツを中心に聞いていました。さらにVOA Learning Englishにいたっては、デフォルトで再生速度がゆっくりで、かつ使われる語彙も簡単なものに限定されているので、ストレスなく英語学習に取り組めると思います。

でもやっぱりこういうニュース系の動画って飽きてくるんですよね。てことで次はもうちょっと英語に自信がある人や、VOAとかBBCがつまらなく感じてきた人におすすめのチャンネルです。

中級者におすすめのチャンネル

研究者じゃない方々も、Scienceとかnatureとかの科学雑誌の名前はどこかで聞いたことありますよね?自分の好きな動画再生して知識をつけながら、ついでに英語も勉強できるなんて素晴らしすぎません?あとは言わずと知れたTed Talkとかもありますね。

日本のYouTubeでは見れないらしいんですけど、一応頭空っぽにしてみれる最高のコメディーも2つ紹介しておきます。僕はどっちも全シーズン見ました。

上級者におすすめのチャンネル

以上僕のかなり偏った趣味に基づいたおすすめチャンネルでした。みなさんも良い感じのYouTubeチャンネル見つけてさくっと英語身につけちゃいましょう。


3. もっと学びたい人向けの地道な英語学習法

英語の楽しさを知って、あるいは大学生当時の僕のように、英語の勉強をしなければいけないやむを得ない事情があって、TOEFL iBT 100点とかIELTS 8.0とか英検1級とかTOEIC990点とかを狙いたい、もっと英語を勉強したい人向けに地道な基礎英語力のつけ方を紹介します。

地道な英語学習法:もくじ

ここからは全体的に京大の青谷先生の勉強法を参考にしています。しかし、彼は個性豊かな京大の先生方の中でも群を抜いてぶっ飛んでいるので(もちろんいい意味で)、正直に言うとその勉強法は万人向けではありません。ちなみに僕は青谷先生の講義全てに出席して、課題も全部こなして、授業でも積極的に発言して、テストもちゃんと受けて、無事不可をいただきました。


リーディング

これは一番勉強しやすくて、必要なのは

リーディングに必要なもの
  • 英単語の知識
  • 正しい文法の知識

これだけです。上のリスニングの勉強の中でも、字幕を見てわからない部分を理解することを続けていれば、自然とこれらの能力もつくと思います。余力があれば、研究者の道に進むなら英語の論文など、自分が興味のある英語雑誌を読むのももちろん役に立ちます。

英単語の知識

僕の単語を覚えるコツは、一つ一つの単語を自分の具体的な記憶&感情と紐づけることです。例えば、annoyingっていう単語見たら、くちゃくちゃ言わせながら食事してた人思い出すとか。あとはひたすら接尾語+語幹+接頭語にわけて語呂合わせですね!10,000語覚えると英語が楽に読めるようになるらしいですよ。

おすすめの単語帳

上にあげた単語帳はお互い内容があんまり被っていないので、全部覚えれば10,000語いけます。単語覚えるのは一番地味ですけど、一番確実に英語能力が上がります。持ち運ぶの面倒なので、Kindleとかの電子書籍版でやりましょう。

正しい文法の知識

こっちは単語と違って覚えることもそんなにないので、高校英語に自信がある方はそれで十分ですし、そうでない方もGoogleで“英語 文法 簡単”って調べればたっくさん記事が出てくるので、それらを利用して学びましょう。もちろん、リスニングをやりながら受動的に勉強するだけっていうのもアリです。


ライティング

これも考え方を変えれば、単語を覚えるのとあまり変わりません。

ライティング勉強法
  • 単語 → 熟語 → もっと大きい単語のまとまり(よくある文の構造)を覚える
  • 1日1個300語程度の文章を無心で書く&文法を間違えた箇所をざっと確認

これのハードモードに興味ある方は青谷先生の本とか記事でも見てください。無心で書くのがとても重要で、続けていると文法的に正しい文を意識しなくても書ける体が手に入ります。

具体的に使った教材をリストアップします。

ライティングに使った教材
  • TOEFLテストライティング問題100(文の構造覚える用)
  • TOEFL iBT のライティングのトピック集(これとかこれとか、無心で書く用)
  • 僕はやっていませんが、英語で日記つけるとかでも良いかもしれないですね

よくある文の構造覚える用の教材はこれ以外でも全く問題ないです。ライティングのトピックは英語でググればたくさん出てきます。


スピーキング

ライティングの勉強法にかなり近いです。

スピーキング勉強法
  • 単語 → 熟語 → もっと大きい単語のまとまり(よくある文の構造)を覚える
  • 1分ぐらい無心で話す&録音して文法を間違えた箇所、発音をざっと確認
  • できれば音声付きの教材で正しい発音に近づける

これもまたハードモードは青谷先生の本とか記事にあるはずです。もう一度強調しますが、無心で話すっていう部分がとても大事で、意識しなくても、常に正しい文を正しい発音と流れで話せるよう心がけましょう。僕も今だにできてませんけど!

使った教材はこんな感じです。

スピーキングに使った教材

Skype英会話も一時期やっていましたが、コスパ悪いのでやめました。でも今はもっとクオリテティー上がってますよね、きっと!スピーキングのトピック集も英語でググるとたくさん出てきますよ!


4. 番外編:語学留学

僕は大学生の時に、以下の場所で目的は違えど大体1ヶ月ずつ留学しています。

筆者の京大学部時代の留学経験
  • アメリカ・スタンフォード×1
  • イギリス・オックスフォード×2
  • ドイツ・ハイデルベルク×1

その経験を踏まえると、英語のテストの点数を上げるという意味では、語学留学は正直あまりコスパのいい選択肢だとは思いません。結局机に向かって勉強する方が安く済むし効率いいんですよね。しかし誤解して欲しくないのは、僕は留学自体に反対しているわけではなくて、留学したら英語力が勝手に効率よく上がる、という過度の期待をもとに留学することに反対しているだけという点です。

一方机に向かって英語を勉強するのの何が問題かって、やっぱり退屈さなんですよ。だからこそ、この記事の最初でも、いかに早く英語の楽しさを知って、英語学習のモチベーションを保つかということに焦点を当てたわけなんですが、それでも退屈なときは退屈です。その退屈さを乗り越えるためにこそ留学はあると思うんです。

僕の思う(語学)留学の意義
  • シンプルに日本から出ることの楽しさを知って:よくある例で言えば
    • 全く新しい考え方や文化に触れるとか
    • 同じ地球とは思えないような美しい景色や街並みを見るとか
    • 世界中に友達をつく流とか
    • 派手に遊んでときには失敗するとか
  • そうして英語ができることで圧倒的に広がる世界を知って
  • 英語を勉強するモチベーションを爆上げする!

語学留学をするときは、思ったより英語が上達していないと感じてもめげずに、それを帳消しにするぐらいユニークでエキサイティングな最高の経験を積んで、日本にはないワクワクとドキドキをできるだけ多く体感することに全精力を注ぐぐらいのつもりでもいいんじゃないかと僕は思います。

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