CV(履歴書)

いわゆる履歴書ですが、日本の履歴書のようなものではなく、自分の実績をアピールする書類です。

僕の場合は、

  • 学士を取得する大学
  • インターンシップ経験
  • 研究経験
  • 語学やソフトウェアの資格・スキル
  • 受賞歴
  • 推薦者の所属

の順に項目分けを行いまとめました。

情報が多く無視されやすい書類だと思ったので、手に取ったときに読みたくなるよう視覚的に美しいと感じるものにしました。大学によっては要求しない場合もあるようですが、僕の場合は、アメリカの教授にコンタクトをとる際に、メールでは書ききれない自分の実績を簡潔にアピールするものとして、CVを用いていました。出願書類としても、志望動機に書ききれなかったスキルや受賞歴などの情報を提供する媒体として使い、志望動機書と合わせて自分が今までしてきたことを完全に網羅するようにしました。

GPA(成績)

GPAについては、教員ごとに評価基準が異なるように思ったので、確実なことは言えませんが、学業成績の位置づけがあいまいである日本とは異なり、アメリカでは良くも悪くもGPAが高いことはいわゆる優等生であることを意味するようです。僕は1回生のときに取った教養科目の成績が良いとは言えなかったため、その後専門科目や、数学、物理系の教養科目を多めにとって、全体としてのGPAを上げるようにしました。結局3.4ぐらいだったGPAは3.8まで回復し、訪問の際の印象では、これだけあれば出願書類を傷つけることはないようでした。ただし、大学からfellowshipを獲得することを目指す場合には、Purdue Universityの先生によると、3.9や4.0といったGPAを持つ志願者はざらにいるそうです。

TOEFL

TOEFLに関しては、3回生の7月に103点を取っていたのでそれをそのまま使いました。基本的には足切りの100点を超えていれば全く問題はなく、多少足切りより下でも教授と直接話をしていれば大丈夫なのだと思っています。TAでお金をもらおうとすると、Purdue UniversityなどではSpeakingの点に制約が加わる場合もありました。

GRE

GREに関しては結局よくわからないままでしたが、先生方はあまり気にしていないようでした。ちなみに工学ではsubject testという科目別のテストのスコアはほとんど要求されません。verbal reasoningやanalytical writingでの高いスコアは、fellowshipをもらいたい志望者には必要なようです。GREはどれだけよくてもそれだけで合格につながることはありませんが、あまりにも悪いとそれだけで不合格になりうるようなものだと思います。

参考として、私 は 4 回生の 4 月と 5 月に受験して、最終結果は verbal reasoning 155、quantitative reasoning 170、analytical writing 3.5 でした。

1件のコメント

  1. ピンバック: 大学院留学準備:必要なもの – アメリカ大学院留学記

  2. こんにちは!現在、国内の大学院で航空宇宙工学を学んでいる者です。GPAのことで質問があるのですが、色々調べている中で[AA=4, A=3, B=2, C=1]と、[AA=4, A=4, B=3, C=2]と換算する計算方法があり、どちらが正しいの分かりません… もちろん、出願先の大学院によって違うのでしょうが、塚本さんが受けられた大学院、特にCaltechやMIT, Georgia techはどちらの換算方式を使っているかご存知でしょうか?

    とく
    1. とくさん

      CaltechではA=4 B=3 C=2 D=1で、+ Gradeなら+1/3、- Gradeなら-1/3という方式を用いています(例えばA+=4+1/3 B-=3-1/3)。GPAの換算方式は大学により異なるので、出願の際は在籍している大学が用いる方式を用いれば全く問題ありません。具体的には、自分の出身大学で取りうるMax GPA(Caltechなら4+1/3)とその形式における自分のGPAを記入するような仕組みだった気がします。おそらくMIT、Georgia Techでも似たような感じだったはずです。

      もし出身大学にてGPAが用いられていない場合は、自分がどの換算方式を用いたかを明記すればどちらでも問題ないと思います。

      astrohiro
      1. astrohiroさん
        回答ありがとうございます!
        > 出願の際は在籍している大学が用いる方式を用いれば全く問題ありません。
        つまり、評価ABCDの単位数から出願先が判断するのではなく、在籍大学が出したGPAが採用されるということなんですね。英文の成績表を取り寄せてみようと思います。
        スッキリしました!ありがとうございます!

        とく
  3. こんにちは。現在高校1年生で宇宙工学分野に興味があり、アメリカの大学、日本の大学どちらに進学するか迷っています。Caltechでの研究生活の中で「学部生のころからアメリカに来ていたら良かった」と思うことはありますか。お返事お待ちしています。

    かりの
  4. 高校一年生です。将来、シリコンバレーの企業や、Googleなどでエンジニアとして働きたいです。そのためには、日本の大学からアメリカの難関大学院を目指すのと、高校卒業後にアメリカのコミカレに進学して、アメリカの難関大学への編入を目指すのとではどちらが効率がいいでしょうか?

    シャンプー
    1. どちらのルートでもGoogleに就職することは可能ですし、実際にそれぞれのルートで就職された方も知っているので、シャンプーさんがやりたいことに基づいて志望を決めるのが一番だと思います。

      効率の良さで言えば、大学院は学部から+5年かかり、かつ研究=新しいものを生み出すことに多くの時間を費やすので、企業就職だけを見据えるのであればコスパが良いとは言えない気がします。

      astrohiro
  5. 現在、東京大学工学部3年生です。

    この履歴書の中で、受賞歴などはどこまで書けばよいのでしょうか。

    高校生の時に数学オリンピックに出ているので書きたいのですが、大学院留学で高校生のことを書いていいのかわからず質問させていただきます

    Alto
    1. 僕もたまに夏のプログラムに応募してくる学部生の履歴書をチェックしますけど、ほとんど全員高校の受賞歴も書いていますよ!ちなみにxplaneっていうサイトに書き方の例は載っています。

      astrohiro
  6. 現在、数学部3年生です。

    米国の大学院に留学しようと思っています。

    受賞歴にはどこまで書くべきでしょうか?
    時期(高校生~ とか) ランク(銅賞~ とか)などについて教えてほしいです。 

    supercalifragilisticexpialidocious
  7. はじめまして。僕は現在2回生で紘康さんと同じ学科コースで勉強しています。火星探査ローバーの地球上最先端の開発に触れたくて、大学院で米国に交換留学するか、米国の大学院を受けることを考えています。今回はお聞きしたいことが2つありコメントしました。
    まず1つ目はGPAについてです。僕の1回生の時のGPAは、オンラインだったということもあり、3.8とることができました。しかし2回生になってまだ数週間ですが全共科目の「確率論基礎」に苦手意識を持ってしまい、高GPAをとる自信がありません。今後もだんだん専門科目が増えてくると思うのでとても不安です。そこで紘康さんは専門科目で高GPAをとるためにサークルやバイトをやめて勉強に専念するというようなことはしましたか。それ以外にも何か工夫されたことがあれば教えていただきたいです。
    2つ目は、学部時代に一番役立った、もしくはもっと深く勉強しておくべきだったと思う科目を教えていただきたいです。

    naoki
    1. 宇宙基礎でGPA3.8あれば全然心配ないですね!僕も実は一回生の時部活に入っていましたが、二回生以降はやめて勉強&留学関連の活動&海外旅行(&バイト)に全精力費やしてました。大学での経験は勉強以外の面も非常に大事だと感じているので、それ以外を全て捨てるのは個人的にはそこまでお勧めできませんが、もちろん勉強一本でやるのも効率を考えればアリだとは思います。僕は流体力学が今も昔も苦手で結局あまり勉強せず可(今だとC?)で、しかも今もほとんど使っていないので、やりたくない&楽しくない科目は何とかして取らないというのも1つの手ですね。自分が好きな科目なら苦しまずに勉強できると思いますよ!

      2つ目の質問は将来何をやるかによりますが、ダントツで役に立っているのは線形代数(制御理論・プログラミング)、もっとやっておくべきだったと思うのは残念ながら確率・統計(機械学習)です。

      astrohiro
  8. アメリカの大学院に行きたいと思っています。
    今理学部物理学科1年で宇宙について勉強したいと思っています。
    しかし大学院は宇宙工学をやってみたいとも思っています。
    大学院から専門科目を変えることは可能でしょうか?

    isoi
    1. 宇宙工学から理物の大学院に行った人もその逆も出会ったことはあるので、簡単とは言いませんが確実に可能だと思います。アメリカの大学院入試だと研究を関連づけなければいけない難しさはありますが、日本の大学院入試であれば院試で点を取りさえすれば入れるはずです。
      1年生の段階ならまだまだこれからいくらでも方向転換できるので、宇宙工学の講義をいくつか受けてみて、もしそっちの方が興味あるなら大学院まで待たずに転学科するのもありかもしれませんね。

      astrohiro

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