結果
こんな結果になりました。
推薦状の添削 | SoPの添削 | 希望する教員 | 教員の職階 | 合否結果 | |
Texas A&M | あり | あり | あり | 教授 | 合格 |
CU Boulder | なし | なし | あり | 教授 | 合格 |
Stanford | なし | なし | あり | 助教 | 不合格 |
Georgia Tech | なし | なし | あり | 教授 | 合格 |
Purdue | あり | あり | あり | 教授 | 合格 |
Michigan | あり | あり | あり | 准教 | 合格 |
MIT | あり | あり | なし | 教授 | 不合格 |
Caltech | あり | あり | あり | 准教 | 合格 |
受かった理由
合格した要因は、特に何かに秀でていたというわけではなく、考えうるすべての手を尽くしたことだと思います。特にCaltechについて言えば、先生にコンタクトを取り、自分を売り込み、奨学金を獲得し、良い推薦状と良い志望動機を提出し、さらには奨学金の専攻委員の先生にも推薦をしていただいて、その結果Caltechの先生が入学審査委員会に口利きをしてくれたというすべてが揃って初めて、合格することができたのだと思います。
落ちた言い訳
表にある大学の中でも、Caltech、MIT、Stanfordは入学難易度の意味では頭一つ抜きん出ていると思いますが、これらのような最難関大学に合格するためには、僕ぐらいの実力ではある程度運も必要だったというのが正直なところです。
と言いながらも言い訳をすると、MITは、希望していた教授がsabbatical(大学教員の休暇)で今年は学生をとらないということで、これという研究テーマが見つからず、つきたい教授の名前を6人も羅列し、筋の通らない志望動機となってしまったことが原因だと思っています。Stanfordは、訪問した際の感触は悪くなかったので合格できるような気がしていましたが、添削前の内容の薄い推薦状を出願日の関係で出さざるを得なかったこと、そしてもう1つは希望する教員がtenure(終身在職権)を持たない助教授であり、入学審査のプロセスに口出しできないと言われたことが理由かもしれません。
大変なことはたくさんありましたが、なんとか行きたいところに受かってよかったです!
こんにちは、現在日本の高校に通い3年生ですが、大学院から海外の大学に進学したいと思っています。そしてかねてからずっとcaltechに進学したいと考えていますが、身近に海外進学について詳しい方がいないため、方法が具体的にわからないです。塚本さんはどのような流れで海外進学を実現したについて教えていただけないでしょうか。また、やはり学部生のころから海外に進学する必要があるのでしょうか。返信をいただけたら幸いです。
どのタイミングで留学をするか、また、そもそも留学すべきかは人それぞれの状況に応じて大きく異なるのでお答えするのが難しいのですが、僕の体験談は下のリンクにまとまっているのでぜひご一読ください!
https://usphdlife.com/category/phdadmission/
ありがとうございます
突然すみません。自分は今年一浪して阪大を落ちて東京理科大か大阪公立大学に進学するものです。1年の浪人の中で多くのことを考えた結果、大学院ではアメリカの最先端の環境に身を投じて学びたいと思うようになりました。
どちらも旧帝大のような国内トップの大学ではありませんが、自分自信がやるべき事(TOEFLや研究発表等)をやればカリフォルニア工科大学のような超一流大学に学部卒から院進することは可能なのでしょうか?
それとも一度日本国内の知名度のある院に進学してから改めてチャレンジするべきなのでしょうか?
長文申し訳ありません。
研究成果とポテンシャルで評価される部分もとても大きいので、もちろんチャンスはあると思いますよ!応援しています。
前回の回答ありがとうございました、今年の春から大学1年生となる者です。Caltechに合格できるような人の実力はどのくらいなのかが気になっています。「僕ぐらいの実力ではある程度運も必要だった」とお書きになっていますが、やはり口利きや自分を推薦してくれる教授のネームバリューに頼り過ぎることなく、自分の実力で勝ち抜いてくる人もたくさんいるのでしょうか。もしいるのであれば、それはつまり学部生の内から研究の成果をあげてきたということでしょうか。かなりハードルは高いように思えますが。
たくさんいます、主に僕の所属する研究室に応募してくる学生しか情報がないですが、最近は何かしらの研究成果を持っている人が正直多いです。良い論文は良い研究室から出やすいのもまた事実なので、彼・彼女らが有名な教授に指導を受けているパターンももちろんよくあります。工学系の場合少なくとも学会論文ぐらいであれば、学部生の間に出版することは可能だと思います。頑張ってください!