大学院留学準備:研究室訪問

大学院留学準備:研究室訪問

訪問の動機と結果

私の場合、出願時に学会発表や論文執筆の経験がなく、不利な状況にあったので、希望する教授に会って自分の経験と能力を直接売り込み認めてもらうことにしました!

訪問した8校の10人ぐらいの先生のうち、合格確約が1人(Texas A&M)、奨学金を獲得すれば合格させてくれそうなのが4人(Georgia Tech, Purdue, Colorado Boulder)、中立そうなのが3人(Caltech, Purdue, Stanford)、どう考えても取る気ないのが2人(Michigan, MIT)でした。

売り込みの成功率はそこまで高くないし、正直めちゃくちゃ大変でもう2度とやりたくないですが、どうしてもどこかの大学に合格して日本から出たかったので、やってみた価値はあったと思います。

安い宿と怪しい航空会社の安い航空券を探しまくって、ときどき空港に泊まったり、ゴミみたいな食事で暮らせば、8大学ぐらいなら、お金は日本からの往復航空券あわせて30万ぐらい、時間は日程をうまく調整すれば3週間ぐらいで回れます

 

訪問準備から渡米

  • 学部4回生の4月

興味を持っていた研究室の論文をいくつか読み(1研究室あたり3本ぐらい?)、自分の研究テーマや今までの経験と照らし合わせて、その研究室のプロジェクトで自分は何がやりたいのか、それはなぜなのか、そして自分はどんなアイディアや能力を提供できるのかということをそれぞれ考える。

  • 学部4回生の7月下旬

最も関心を抱いていた論文の著者で、NASAとのつながりが強い、Caltech、Massachusetts Institute of Technology(MIT)、Georgia Institute of Technology(Georgia Tech)の先生方に、問題意識と研究のアイディアをまとめた文章に履歴書を添えて連絡を取る。(このとき、日本で在籍していた大学の教授に私のメールに先立って推薦をしていただきました!これをしてもらえると返信率がめちゃくちゃ上がります!)

このときの結果は1勝1分け1敗で、一番初めに返信をくださったのが、Catechの先生でした。MITの先生にも返信をしていただいたのですが、その内容は、2年間sabbatical(大学教授に対する研究等のための有給休暇)を使って外部の企業で働くため今回は学生をとらないが、興味があって訪問するならmore than welcomeだよというものでした。Georgia Techの先生からは返信をいただけませんでした。

  • 学部4回生の8-9月

そのほかに興味を持っていた先生方にも同様にメールを送る。

訪問する大学を決める際には、US Newsの航空宇宙工学分野におけるランキングでトップ10に入っている大学を中心に選び、結局、Texas A&M University、University of Colorado Boulder、Stanford University、Georgia Tech、Purdue University、University of Michigan Ann Arbor、MITを10月に1ヶ月かけて訪問し、Caltechの教授とはSkypeで面談をすることになりました。

  • 学部4回生の10月

8つの大学と研究室を訪問+売り込み!

基本的には、教授に研究や現行のプロジェクトの説明をしてもらい、読んできた論文の内容をもとに質問をし、その後私が研究のプレゼンをするという流れでした。
その後研究室や大学の建物の案内をしていただき、その研究室の学生に出願のノウハウや普段のスケジュール、研究室の裏話などを教えてもらうこともできますし、教授によっては、授業に参加させてくれたり、食事をふるまってくれたり、大学グッズや先生が書いた本をプレゼントしてもらえることもあります。

訪問で常に意識していたのは、自分の持っている能力と宇宙への情熱をアピールし、アイディアを共有し、向こうの研究テーマとそれらのつながりを示すということでしたが、ある教授にはヒットしたアイディアも違う教授は全く興味を示さないなどということは何度もありました。

 

まとめ

なかなかメンタルがやられる1か月でしたが、実際に訪問することの利点は、研究テーマをより詳細に知ることができるというだけでなく、研究室の雰囲気や大学の立地、教授との相性などの副次的な情報も得られ、多角的に志望大学を考えられるようになること、そして何より、自分を教授に直接売り込みうまくいけば気に入ってもらえること、あるいはこの教授には売り込めないとわかることだと思います。

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